第一印象とは
払拭し難いもので
新任の施設長Wさんには
私が相当なエロオヤジの
イメージが出来上がっています
最初に出会ったのは
確か5年前の
院内と合同で
行った
ソフトボール大会の
ミーティングだったと思います
その当時は
まだ
自分の精神の高鳴りが
自覚できていない頃で
下ネタを
連発していました
Wさんが
かわしても
かわしても
執拗に
突っ込んでいった
ような
記憶があります
今の私は
炭酸リチウムのお陰で
滅多なことでは
ハイテンションに
ならないし
なったとしても
自覚できるので
さほど
顰蹙を買うほどには
なりません
しかし
この5年間での
私の一部始終を
ご覧になって
いるわけではないので
第一印象の眼鏡で
見られても
仕方がないことでしょう
今日も
ケイちゃん(私のスマホ)を
いじっていたら
Wさんに
エロ動画ですか
なんて
言われました
Wさん
勘弁して下さい
確かに
アダルト動画を
みますが
時と場所を
わきまえていますよ
そう言ったら
納得して下さいました
セーフ!
Wさんは
一言で言えば
気品のある
清楚な
お嬢様です
一方
Wさんくらい
男性陣に
人気のある
Sさんは
包容力のある
気さくな
お姉さん
包容力があるというのは
とどのつまりが
下ネタが
通じると言うことです
WさんとSさんは
女性として
どちらが魅力的か
また
どちらが
若いか
なんて
ご本人が
耳にされたら
嘸かし
嫌がられるだろうことを
度々
議論しています
それで
J君と私の意見は
女性としては
Wさんの方が
上ということで
一致していますが
熟女が好きなJ君は
Wさんのほうが
年上と
睨んでいます
私は
Wさんのほうが
年下だと
思っています
でもこればかりは
知らぬが仏でしょう
私が
年齢を隠している
女性スタッフに
下一桁だけ
教えて下さいと
嘯いたことを
言ったりしてもいます
これも
やはり
セクハラなんでしょうね
分かっているのなら
止めればいいのに
止められないのが
病気たるゆえん
そして
病気のせいにしているのも
嘯いていることになるのでしょう
二十代の頃は
信仰しているつもりに
なっていたので
アダルトなものは
徹頭徹尾
全てタブー視していました
その反動が
子供が出来て
夫婦生活が
ままならないことに
我慢が出来ず
家内が留守をしている時
してしまいました
それ以来
頑なに
アダルトを
忌み嫌っていた
リバウンドで
自堕落した
生活から
抜け出せなくなりました
今は
若い頃のように
毎日欠かさず
何回も
なんてことは出来なくなりました
主治医先生にも
相談したら
別に
否定するどころか
よかったねと
祝福してくださいました
前任の施設長Sさんにも
男性には
必要不可欠なことと
奨励されています
さてさて
新任の施設長Wさんは
これについて
どうお考えなのでしょうか?