この詭弁、どこがおかしいか、分かりますか

時間について

午前7時から

午前8時までの

時間について

考えることにします

午前7時1分というのは

一瞬です

午前7時30秒も

一瞬です

このように

時間というのは

一瞬の集まりなので

午前7時から

午前8時だろうと

たとえ何時だろうと

一瞬の出来事である

という詭弁です

どこが

おかしいかというと

午前7時も

午前7時1分も

午前7時30秒も

午前8時も

たとえ

何時であろうと

それは

時間というよりは

時刻であり

どんな時刻にも

その時刻に至るまでに

無限の時刻が

存在しているので

有限な時間を

無限な時刻の

加法では

計算できないし

そもそも

有限な概念を

無限な概念で

扱おうとしている

ところが

この詭弁の

詭弁たる所以です

例の

\dfrac{1}{3}=0.3333333・・・・・・・・

\dfrac{2}{3}=0.6666666・・・・・・・・

\dfrac{3}{3}=0.9999999・・・・・・・・

 =1

でも

1-0.999999・・・・・・=0.00000・・・・

                =0

とすれば

お分かりいただけるでしょう

\dfrac{1}{3}ー0.333333・・・・・=0.0000・・・・

 =0

と本来は

説明すべきでしょう

有限と無限は

ごちゃまぜにして

考えると

とんだ

落とし穴に

はまることがあるという

例でした