自殺の妄想は
しばらくしたら
消え去りました
それからが
不眠との闘いです
そして
時々
訪れる
心臓の圧迫感に
悩まされました
毎晩のように
通常で
処方されている
睡眠導入剤だけでは
寝付くことが出来ず
追加眠剤を
もらいに
詰め所に
通うのが
習慣になっていました
人手不足の病棟で
勤務している
看護師さんたちは
睡魔との闘いでした
私と代わって欲しいなんてことも
言われました
筋注うっても
眠れませんでした
疲れ果てても
却って
入眠の妨げになることも
ありました
さて
今でも
腹立たしいことが
記憶に残ってます
それは
私が学生であることを
理由にして
年下の看護師に
君呼ばわりされて
いたことです
酷いのになると
侮辱的な
あだ名で
接してくる
看護師もいました
寧ろ
年配の看護師さんの方が
私をさん付けで
呼んで下さり
若い連中に
爪の垢を煎じて飲めよと
いいたいくらいでした
また
入院中
不穏な症状になった時には
教会の大先輩から
婚約者に
話を聞いてもらうと
問題は
解決するよと
アドバイスを
もらいました
馬鹿正直な私は
病気を治したい
一心で
電話で
今は
別れた家内に
相談にのってもらっていました
まさか
その度に
家内が
涙を流して
落ち込んでいたなんて
所帯を持ってから
初めて
家内から
告げられて
知りました
そんなこと知っていたら
家内に
お悩み相談なんて
していませんでした
明日は
大学卒業までの
経緯を書くことにします