不眠について

私は

1989年の春に

精神分裂病

今で言う

統合失調症

罹患しました

以来

重度に不眠症

なってしまいました

一時は

就寝薬だけでも

軽く

10錠は

越えていました

東京で

1年4か月の入院

名古屋で

数週間~数か月の

入院を3度

繰り返しました

そんな

生活も

今の主治医先生と

施設のスタッフさんの

お蔭で

服用する

薬を

随分と

減らすことが出来ました

更には

あんなに

毎晩、毎晩

果たして

今日は

眠れるだろうかという

不安から

解放されました

眠れないのは

眠気がないからで

食欲ないのに

無理に食べると

お腹を壊すかも

知れないように

眠たくないのに

無理に眠ると

体のどこかに

異変が起きるかも

知れません

と考えるようになりました

スタンフォード式 最高の睡眠

という書物との出会いも

私には

目から鱗が落ちる

経験でした

不眠症

朝から始まるという

提言が

印象的です

良い覚醒は

良い睡眠を

もたらし

良い睡眠は

良い覚醒をもたらす

覚醒が

攻撃なら

睡眠は

防御である

従って

攻撃は

最大の防御であるからし

覚醒は

最高の睡眠をもたらす

睡眠不足ではなく

睡眠負債である

などなど

今は

眠れなかったら

覚悟を決めて

徹夜しても

構わないと

思えるようになりました

悟りでも

開いた感覚です

それでも

この前

全然

なかなか

寝付けることが

出来ない夜が

ありました

夜明け頃

うつらうつらしていた時

夢の中で

眠れないのは

薬を飲まなかったからだと

気付きました

果たして

その夜

飲んだつもりの

就寝薬が

薬カレンダーに

残っていました

改めて

いくら

眠れないと言っても

最低限の薬は

飲まないといけないと

再確認しました

さて

昨日は

定期受診の日でした

主治医先生に

将来的には

減らしたい薬も

あるけれど

今は

まだ

無理ですと

言われました

いつも

3分とかからない

診察時間ですが

主治医先生は

ちゃんと

私のこと

考えてくださっていると

再確認出来て

嬉しかったです

今日最後に

特筆しておくことは

病棟から

新人PSWのOさんが

施設に

来てくださって

私のなぞかけに

付き合って下さって

嬉しかったことです