凧あげと将棋

凧あげは

父と従兄が

上手でした

凧糸を

走りながら

引っ張るなんてこと

しません

まず

空地の隅から隅まで

糸を張って

うまく

風に乗せるのです

すると

凧は

何処までも

高く

糸がある限り

上昇していきます

そんな技術なくても

ゲイラカイトという

外国産の凧であれば

誰でも

凧あげを

楽しむことができます

これを持っていたのが

従弟です

さて

お題にあげた

将棋ネタとしては

小学校5年生まで

遡ります

自分なり戦術で

玉のいる筋に

香車と飛車を

何重にも重ねて

詰ませることが

できました

それが

初めて

将棋に勝った

思い出です

しかし

そんな子供騙しのような

戦法は

飛車角落ちの

ハンディを

貰ってさえの

父との

対戦では

歯が立ちませんでした

凧あげ名人の

従兄には

いつも

惜しいところまで

行くのですが

結果は

惨敗の連続でした

そんな

従兄と私の

将棋をみて

父が

どっちもどっちで

ヘボ将棋だなあと

揶揄しました

そんな父の

鼻を明かしたのが

子供向け用に

編纂された

将棋の攻略本で

覚えた

対飛車角落ち

銀多伝戦法です

その本を読んで

5歳年下の

弟までが

父を負かすのです

気が付いたら

ハンディなしでも

父に勝つように

なりました

AIと対戦すると

入門編でも

あっけなく

負かされてしまいます

将棋と言えば

息子たちも

それなりに

指します

まだ

始めて

間もない頃だった

長男に

ハンディなしで

勝てたら

プレステ買ってやると

約束しました

当然

勝てる見込みは

ないと思ったからです

でも

私は

時々

格下の相手にも

油断して

負けることがあります

果たして

長男に

ハンディなしで

負けてしまいました

通所している

施設では

私よりも

強い利用者さんが

みんな

他界されてしまいました

もしくは

再発で

入院中です

ところで

今日

嬉しかったことは

帰りがけに

またまた

慶応女史さんに

出会えたことです

それでは

また明日