良心的な左翼学生Fさん

大学で

統一教会系サークルである

原理研究会

一般的には

略して

原理研

更には

単に

原理と

呼ばれていました

一方

原理研究会

自らを

略して

原研と

言っていました

私が

原教授を

渉外に行った時

教授から

指南されたことがあります

共産党批判の

立て看板に

原研と

明記してあるのを

君たちは

原研を

げんけんというが

はらけん(原研究室の略)とも

読めるから

原研と書くのは

止めてくれないかと

確かに

言われてみれば

なるほどです

原理研とか

原理というのは

差別用語になっていました

学生自治会

日本共産党傘下の

民主青年同盟が

実権を握っており

毎年

新入生のオリエンテーション

自治会指導の下に

行われるので

縦割りのクラスの先輩から

オリエンテーション合宿で

原理研オルグ洗脳に

遭わないように

徹底的に

教育されます

そして

自治会とは

一線を画している

新左翼学生が

反原理共斗という

サークルを

作っていました

キャンパスの敷地内にある

学生寮

左翼学生の巣窟で

赤軍派の一員が

姿を現す

なんてことも

ありました

共産党系の学生は

非暴力でしたが

新左翼系の

学生たちは

暴力で

原理研

向かってきました

しかし

新左翼の中で

革マル派だけは

暴力を振るってきませんでした

中核派とは

ゲバルト合戦するくせにです

革マル派

拠点を持っていただけに

中核派

手を出してこなかったのは

不幸中の幸いでした

一番暴力が酷かったのは

社学同派の連中です

そんな中で

一人だけ

とても

良心的な左翼学生がいました

Fさんです

頭ごなしに

原理研

非難するのではなく

統一教会の教理を

学びに来ました

また

原理研

左翼の肉弾戦の後

私が落とした

腕時計を

Fさんが

私の元に

わざわざ

届けに来てくれました

かつて

私が

Facebook

やっている時

友達になってもくれました

病気になって

自分が何故

こんな人生になったのかを

考えた時

日本社会について

ユング系心理学者の

著作を

読むのにつれて

日本の歴史を

学ばなければ

ならないという

思いに至り

ほんの一時期

貪るように

史書

読み漁りました

その結果

何故

あんなにも

統一教会であったかの

真相がわかりました

洗脳とか

霊感商法とかは

表面的な

理由で

日本統一教会

歴史修正主義であったから

というのが

最大の理由だったのです

私は解釈をしています

統一教会

自民党の走狗なのか

あるいは

自民党の方が

統一教会の走狗なのか

分かりませんが

いずれにせよ

この負の連鎖は

断ち切らねばと

思います