母方の親戚にて

小学生の頃は

夏休みになると

母方の親戚の家に

長期間

泊まりがけで

遊びに行ったものです

私の生まれ故郷である

岐阜県土岐市にある

伯父の家と

岐阜県多治見市にある

伯母の家に

行きました

私の実家に

温もりというものが

全く無かったわけでは

ありません

でも

母方の親戚で

怒られるということが

全くなかったこと

母方の叔父伯母は

みんな柔和な性格である

一方

我が家は気の強い者ばかりだったこと

また

そもそも

我が家には

若くして他界したため

母がいなかったこと

などの理由で

温もりという点は

母方の親戚には

かなわなかったのです

それで

ある夏休み

伯父伯母のもとから

実家に帰るという

日になった時のことです

私は帰りたくないという

激しい思いになりました

そうしたら

心臓が

バクバク言い出して

医者に連れてかれて

血圧を測定したら

なんと

160もありました

医者に行く前

一番上の伯母の家に

行ったのですが

そこに飾ってあった

私の母の遺影をみたのが

原因で

私が高血圧になったのだと

私の父や祖母は

揶揄しました

結局

もう一晩

多治見の伯母の家で

泊まることになりました

母方の家系は

みんな不幸な境遇です

一番上の伯母は

何度も離婚を繰り返しています

2番目の伯母は

従兄が生まれてまもなく

主人を亡くしています

長男の伯父は

新築の持ち家を

詐欺にあって

持っていかれた挙句

十代の次女を

亡くしています

そして

3女である

私の母は

上述したように

40を迎えることなく

亡くなっています

しかし

伯父の場合

晩年は

よい仕事が見つかって

もう一度

新築のマイホームを

手に入れることが出来ました

そんな伯父も

今では帰らぬ人となりました