この問題について
論ずる前に
神・存在ということについて
定義する
必要があるでしょう
ここで
神とは
宇宙森羅万象の
第一原因
存在とは
この第一原因である
神がもたらした
あらゆる結果
宇宙森羅万象に
因果律があることを
自明とします
この因果律によって
宇宙森羅万象が
存在するに至ったのですが
この因果律も
第一原因である
神がもたらした
結果としての
法則です
さて
ここで言及しておくべきは
第一原因の原因は
という問いは
ナンセンスということです
何故ならば
そもそも
因果律は
神から生まれた
法則であり
神自身が
因果律を超越しているからです
そして
神が第一原因であるとするならば
存在するということからも
超越していると言えます
従って
神は存在するのかという
問いも
ナンセンスということになります
以上のことから
神の絶対性が
認められることになります
ということは
神は自明であることを
認めなければなりません
神の絶対性は
時間空間を
超越しているので
宇宙空間には
存在しないことを
意味するかもしれません
故に
無神論者の主張にも
一理あると言えます
結果的存在である
宇宙森羅万象には
原因など存在しないという
主張もあるでしょう
無神論というのも
一つの神観であって
第一原因とする神も
一般的な意味での存在
(例えば地球がある、人がいるなどと言った時に意味する存在)
としては
存在が認められないので
そういう論理で
神が存在しないということは
正論です
一般的な意味での存在ということではなく
宇宙森羅万象という結果的存在に対する
第一原因という原因的「存在」を
認めるのか
認めないのか
それは
公理(証明を必要としない自明の理)の
設定の仕方によるものです
ちょっと
ややこやしいのは
多神論です
日本に定着している
八百万の神々も
第一原因から考えれば
結果的な存在で
第一原因の神とは
全く異なる概念と言えます
最後に
今日述べた
第一原因としての神は
絶対者であり
唯一無二の「存在」であるのは
明らかですが
有神論
多神論(汎神論)
いずれの考えによっても
人が幸福になることが
大前提なので
いずれの考え方が
絶対だとは主張しません