死を考える

果たして

自分は

どのように

死ぬのでしょう

死んでしまえば

生きなくていい

なんて

仕方のないこと

考えてしまう

憂鬱な最近

今日も

施設からの

帰り道

ふと

自分の死に様を

想像していました

いくら

死んだ方が

マシだと思っても

自殺するつもりは

毛頭ありません

生きる苦しみが

死んだ後も

執拗に

襲いかかって来ることを

知っているからです

でも

私の病気

発病した時は

自殺するんじゃないかという

妄想に

囚われたものです

まさか

死ぬまで

付き合わなければ

ならないなんて

思ってもみなかったし

主治医先生も

治ると

断言されていました

死に向かい合ったのは

まだ

7歳の時でした

母親の病気

風邪をこじらせて

一週間

突然

朝になったら

冷たくなっていたのです

ところで

私が死んだら

誰が

葬式してくれるのでしょう

家族のいない私

別に

葬式してもらわなくても

結構なんですよ

他人様に

迷惑のかからないような

死に方がしたいものです