私の家は
貧乏でした
子供の頃
親に
ねだることは
ありませんでした
母が
7つの時
他界したため
祖母に
面倒を見てもらっていました
祖母は
本であれば
お小遣いとは
別に
惜しみなく
お金を出して
くれました
そんな中
お金のことで
私が
わがままを
通したことが
2回あります
一度目は
父と私と弟の
3人で
出かけた時の
ことです
お昼ご飯に
助六を
食べることになったのですが
父は
スーパーのパックで
すまそうとしましたが
私が
お寿司屋さんで
食べたいと
駄々をこねました
結局
お寿司屋さんの
割高な助六を
食べることになりました
今から考えると
なんで
そんなことに
拘ったのか分かりません
さて
もう一つは
大学受験のことです
周りから
地元の大学に
入学することを
勧められましたが
私は
東京で
下宿しながら
大学に通いたいと
拘って
父を困らせました
結局
これも
私が主張を
貫いて
東京で
大学生活を
送ることになりました
大学の
銘柄が
ブランドだったので
父も
反対しきれなかったのでしょう
大学の現役合格を
父も
祝福してくれました