私は
大学1年の秋休み
宗教への道を
歩き始めました
セミナーを
受講した時
これが
真理であるという
啓示が下りたのが
切っ掛けです
そして
その次の日
聖霊体験もしました
そんなことから
完全に
学業を放棄して
出家同然でした
そういう
宗教的体験は
必ずしも
良いとは言えません
そういう未知の世界と
繋がることは
一つ間違えば
大怪我の素になります
その例が
私です
精神的に
研ぎ澄まされると
疲れているのに
疲れを感じないとか
眠たくならないとか
食べずにいても
平気だとか
そういう状態が続くと
人格的に
優れている人ならば
別ですが
私のような
凡人未満の
人間が
そういう状況に
おかれると
精神病に
罹りやすくなるものです
事実
私は
ある存在に
体を乗っ取られて
一晩中
暴れて
3人がかりで
押さえつけられて
早朝になって
我に返り
そのまま
教会系病院に
放り込まれました
その時は
大学8年目で
ようやく
翌年の
春には
卒業が
かかっていた頃です
さて
入院したての頃は
兎に角
テンションが高く
同じ病室には
死を目前にしている
患者さんが
いるにもかかわらず
ひっかけまわしていました
それが
次第に
イライラ状態になって
病院にいるから
そうなんだと
思い込みました
それで
教会の責任者に
はやく
ここから出してくれと
懇願するも
ままなりません
そして
遂に
心臓に圧迫感が
生じて
精神状態が
極度の鬱状態になりました
自殺するのでは
ないかという
妄想に囚われました
そんな頃
不眠は
どんな状態だったのか
記憶にありません
心臓の圧迫感が
治まり
自殺の妄想が
消えたあとは
ひとえに
不眠との闘いが
生涯つきまとうことなど
考えてもみませんでした
主治医からは
自律神経失調症だと
告げられて
実際は
(当時は
精神分裂病と呼んでいました)
であることを
告知されてはいませんでした
従って
必ず治ると
信じて疑いませんでした
今日はここまでです