大学の卒業式は
まだ
入院中でした
私以外の
卒業生は
みな
大企業や
公務員
大学院など
輝かしい
将来に向けて
出発です
私一人が
何の行先もない
いわゆる
ぷー太郎でした
もともとは
卒業したら
教会の職員に
なるつもりだったので
卒業前は
卒論で
お世話になった
Kさんから
卒業後の
心配をしていただいたのですが
教会が世話してくれるから
ということに
なっていました
それが
卒業しても
病院生活なので
志望が叶いません
主治医からは
働けば
自信がついて
病気が治ると
言われました
その一言を
信じて
アルバイトを見つけるのですが
三日と持ちません
仕事をすればするほど
自信がつくなんてことなく
むしろ
自信を無くしました
退院後
1年は
学生組織を
統括する
本部の総務として
籍をおいていましたが
事実上は
収入があるではなく
ぷー太郎同然でした
ところで
その当時の病状と言えば
統合失調症とは
知らず
薬についても
その名前で
薬の本を使えば
事実がわかるのに
それをせずに
軽く考えていました
まだ
その当時は
精神病医学も
発展途上で
精神病院に
入院していたら
何十年も
入院生活だったかも
知れません
病気の症状としては
重度の睡眠障害が
主でした
東京は
拘りさえなければ
求人は
名古屋に比べたら
かなり多かったです
最初に
比較的続いたのは
某家電メーカーの本社ビル
清掃員でした
その次は
新宿のファミリーレストランで
皿洗いが1年くらい
働きました
それについては
明日
詳しく
話すことにします