私は
大学1年生の秋に
宗教の道に
入ったため
以後
学業放棄状態でした
教養課程で
2留2休して
延べ6年かかって
何とか
専門課程に
進学できました
その頃には
信仰(していると思い込んでいた)が
マンネリ化して
もう
大学での宗教活動は
真っ平ごめんと
思っていたので
大学3年の時
取れる限りの
必須単位を
とりました
そして
4年生になった
その年
精神病になって
入院しました
入院当初は
直ぐに
快癒して
研究室に
戻れるものと
タカをくくっていました
ところが
ことは
そんな甘いものではありませんでした
いよいよ
卒論となると
入院生活しながら
実験なんて
やってられません
結局
研究室の助手先生が
代理で
卒論書いてくださいました
しかし
問題は
卒論発表会です
代筆してもらった
論文なんて
理解し得るはずありません
それで
論文発表の為の要約文まで
作ってもらいました
それで
研究室内で
リハーサルをしました
発表会の最大の難所は
論文に対して
学科の全教授&全助教授から
質疑を受けるというもの
もう私の手には
負えそうにもありません
極度の不安・緊張に
襲われ
点滴を打ってもらっても
三日三晩
一睡もできませんでした
主治医先生は
心配しなくても
卒論発表会なんてものは
セレモニーに過ぎないから
大丈夫と
諭されても
納得いきません
いよいよ
発表会の当日を
迎えました
おまじないみたいに
主治医先生から
一錠安定剤をもらって
臨みました
結果は
案ずるより産むが易しで
無事ミッションクリアです
お世話になった
助手先生が
発表会場の出入り口の
すぐ外まで
駆けつけて下さっておられました
私は
感極まって
ありがとうございましたと
叫んで
先生と涙の抱擁を
しました
卒論以外の
その他で奇跡的だったのは
授業にも全く出席していない
テストも受けていない
科目で
不思議な単位を
頂くなどということが
ありました
以上
卒業することが
まるで
アレンジされていたかのようでした