天皇制について

日本の歴史は

天皇

とりこんだものが

主権を握る

歴史でした

摂関政治

藤原氏

鎌倉時代

源氏が

天皇より

征夷大将軍

任ぜられますが

源氏を操って

権力を握ったのは

実質上

北条氏でした

室町時代

足利氏

江戸時代は

徳川家が

天皇から

征夷大将軍

任ぜられました

だからといって

天皇

征夷大将軍よりも

権力が

上であったわけではなく

天皇

征夷大将軍

任ずるというのは

あくまで

形式的なことで

天皇

権力があったわけでは

ありません

封建時代が

終焉して

明治時代になり

少々

表現が

粗雑になりますが

日本は天皇の国であるという

皇国史観

時の執権者たちは

日本の民を

支配しました

さて

今日

私が問題にしたいのは

参政党の

天皇を中心として

国民をまとめるという

思想です

彼らは

決して

天皇主権ではないと

強調していますが

天皇

中心にするということ

それ自体が

天皇主権を意味することです

さらに

彼らは

命を懸けて

妻や子供の為に

戦う精神が

必要であると

言っています

国の為に

命を懸けるということは

確かに

尊いことではありますが

戦前戦中のように

学校教育で

洗脳とも

言えるような形で

若者に

刷り込むのは

人権蹂躙にも

甚だしいのではないでしょうか

殉国の精神は

教育によるものではなく

自然に人の魂に

あふれ出てくるものだと

思います

参政党には

この天皇に関する

考え方以外については

概ね賛成であり

根っこの部分が

正反対であるのが

残念です