私の育った家は
借家でした
1963年から
1982年まで
そこで
暮らしました
父親が
勝手に
リフォームして
部屋が
2つも
増築されていました
叔父が
結婚するまで
同居していました
お兄ちゃんと
呼んでいました
叔父は
2階を使っていました
叔父が
結婚した後は
ずっと
空き部屋でした
それで
小学校の低学年の頃は
幽霊でも
出るんじゃないかと
2階の部屋が
怖ろしくて
近づけませんでした
それが
高校生にもなると
生活用品一式もって
2階の部屋に
住処を
引っ越しました
そんな我が家は
ところどころに
風が吹き込む
隙間があって
見るからに
ボロヤでした
たまに
大家さんに
家賃を届けに
行くのですが
家賃は
なんと
たったの
2千円
大家さんとこの
奥様に
家賃以上の
お小遣いをいただいていました
そんな我が家でしたが
今でも
夢でみると
そこに
住んでいます
昭和末期のバブル経済の時
大家さんに
世代交代があって
家を
売却したいが為
家を立ち退きになりました
今
そこには
高級マンションが
建っています