高校時代の
いい思い出とは
学年一の美人
Y子ちゃんと
通学のバスが
同じで
色々
お喋り出来たことです
更には
冬のある日
バスを降りて
キャンパスを
一緒に歩いていると
霜が降りていて
その上を
歩くと
シャキッシャキッと
音がして
Y子ちゃんが
面白いねって
無邪気に
笑う
その姿が
何とも言えず
可愛らしくって
胸がキュンとなりました
Y子ちゃんに
数学の問題を
教えてくれないかと
頼まれたのも
いい思い出です
クラスのヤンキーな
生徒から
俺に教えてくれた時と
丁寧さが
全然違うじゃねえかと
言われて
当然だがねって
名古屋弁で
答えていました
さて
一方
バス通学から
自転車通学に
変わった後のことです
もう一人の
Y子ちゃんと
通学路が
同じになりました
校外学習でのこと
上述でも
話しに出て来た
ヤンキーのH君に
池に落とされて
ずぶ濡れ
そんな時
Y子ちゃんが
手作りクッキーを
くれました
名前が同じ
Y子ちゃんでも
私のことを
好きになってくれた
Y子ちゃんは
そんなに
顔立ちが悪いわけでは
なかったのだけれども
私の好みのタイプではなかったので
フッてしまいました
友達から
なんでそんな
勿体ないことするんだ
お前のような奴に
惚れてくれるような
女子なんて
他にいなぞと
言われながらも
私の思いに
変わりはありませんでした
また
クラスの女子では
リーダー格のGさんからは
Y子ちゃんの心に
応えてあげないとと
プッシュされますが
そういうGさんだって
M君のこと
フッたじゃないかと
言いたかったのですが
Gさんのこと
スルーしました
Y子ちゃんには
散々
追いかけられまくりましたが
最終的に
振り切って
ご破算になりました
Y子ちゃんは
Y子ちゃんでも
学年一の美人さんだったら
私の人生
随分変わっていたでしょう
東京の大学なんかに
進学せず
Y子ちゃんが進学した
地元の大学に
進学したでしょう
そうすれば
統一教会なんかに
入信すること
なかったはずです
まあそんなこと
考えたって
仕方がないことですが