今週のお題「名作」
時代劇と言えば
昭和の頃は
数々の名作が
オンエアされていました
そんな中でも
極めつけに
面白かったのは
棺桶寺の異名を持つ
瑞光院に
ねぐらを持ち
平素は
貧しい
百姓・町人を
無償で
治療する
叶刀舟という
蘭方医が
主人公
奉行・老中・目付・大名などの
悪事を許さず
手前ら人間じゃねえや
たたっ斬ってやると
言い放つや
悪人を
バッタバッタと
斬り捨ていくのです
今から
48年ほど前に
テレビ朝日系チャンネルで
放送されていました
刀舟先生の悪人に
放つ胸のすくような
啖呵に
魅了された
私は
まだ当時
ビデオとかDVDなんかが
なかった時代
ラジカセで
毎回
啖呵の始まるシーンから
エンディングまでを
録音していました
そして
毎回
その啖呵が
そらで
完璧に言えるまで
繰り返し
録音テープを
聴くのでした