もう
20年以上も
昔の話になります
大学時代
交友のあった
女性が
韓国の男性と
結ばれました
そして
一男一女の
母となります
時に
教会で
3週間の女性セミナーに
参加が義務付けられ
私が
彼女の留守中
お子さんたちの
面倒や
家事をすることになりました
この3週間で
お子さんたちと
楽しい思い出が
出来ました
一番の思い出は
カニ鍋を作った時のことです
普段は
何を作っても
ご飯の進まない
お子さんたちでしたが
カニ鍋に関しては
別でした
大喜びで
鍋をつついて
沢山食べてくれました
食事と言えば
ある日の午後
私が辛ラーメンを
作って
食べていると
お友達を連れて
息子さんが
帰って来ました
二人に
あなたたちも
食べるかと
訊いたら
是非ということで
作ってあげました
楽しい思い出ばかりでなく
トラブルもありました
息子さんが
バイオリンを
紛失してしまい
お父さんは
カンカンになってしまいました
娘さんは
娘さんで
お父さんの先輩から
頂いた
お小遣いを
一気に
おかし代にしてしまい
叱られていました
また
平日は
日本で言う
保育所のような
ところに通って
いるのだけれども
ある朝
何故か
行こうとせずに
理由を聞いても
黙ったままで
困ってしまいました
仕方なしに
お父さんの携帯に
電話して
娘さんを
説得してもらうことが
出来ました
また
娘さんには
よく
絵本を読んで
聞かせてあげたりしましたが
ちょっと
表現を
アレンジして
読んだら
大爆笑でした
また
韓国では
偉人伝の多くは
日本の侵略から
祖国を守った
英雄たちの話ですが
娘さんは
日本のこと
悪く言わないでと
言うのです
私はこの時
韓国人と日本人を
マッチングさせる
教祖様の意図を
感じるのでした
韓国の家庭で
過ごした
3週間
まだまだ
色々ありましたが
最後の日
子供たちのお父さんに
刺身冷麺を
ご馳走になって
日本に帰ることになりました