自動車の苦い思い出

今日

夕方

給食前に

遅番だった

PSWのNさんと

利用者のMさんが

自動車について

マニアックな

話をされていました

自動車には

小学生の頃から

苦い思い出が

あります

3年生の春でした

集団登校時に

自動車にはねられました

怪我は大事に

至りませんでしたが

以来

自動車恐怖症に

なってしまいました

友達と

自転車で

遠出する時も

自動車が気になって

道路が

速やかに

渡れません

友達に

置いてきぼりにされ

淋しい思いをしました

また

事故のトラウマとは

別に

父が

自動車を買ったというので

どんな代物なのか

期待して

友達と

あれこれ

高級感のある

イメージを

抱いていました

果たして

やって来た

自動車と言えば

二束三文で

売り飛ばされたような

ポンコツカーで

友達も

唖然とし

私を気遣って

イカーの話を

しなくなりました

とんだ恥をかいたものです

さて

自動車に

向いていないのは

すこぶる

方向音痴のせいもあります

営業やった時

車で迎いに来てもらうのに

運転感覚が

少しでもあれば

分かりそうなことが

分からなくて

ドライバーに

迷惑をかけたことがあります

それから

所帯を持ってからの

話しです

零細企業で

教材の販売を

していましたが

真面目に

取り組んでいる割には

実績が伴わないので

社長が

知り合いの会社を

紹介してくれました

しかし

その会社の仕事は

自動車免許が

必須でした

会社が

免許取得を

全額負担してくれるという

好条件も

自動車が

只々只々

恐怖でしかない

私には

そこで

働くことは

無理難題の他では

ありませんでした

その他

知人に

紹介してもらった

シロアリ駆除の営業も

自動車免許が

必要なので

あっさり断ったら

家内から

大目玉を食らいました

また

工場で働いている時

台車の操作が

へたくそで

同僚に

馬鹿にされました

でも

その同僚が

私の分まで

やってくれて

たすかっていました

私の苦手な

自動車の運転は

何も現実世界だけでは

ありません

ゲームの世界もです

例えば

マリオカート

直ぐに

逆走して

タイムアップです

飛行機の操縦も

然りです

直ぐに

墜落してしまいます

そんな私のDNAを

受け継がなくて

幸いだったのが

二人の息子です

二人とも

実技はいいのに

勉強嫌いで

学科に

一発で通りませんでした

イカーと言えば

長男が

収入に

見合わない

少々値の張る

自動車を買いました

次男は

自動車を買いつつも

結局は

オートバイです

家内も

一般の看護師から

訪問看護の仕事に

就くために

自動車免許を取りました

自動車のことになると

いつも

私は蚊帳の外です

そんな私でも

自動車についての

なぞかけは

あります

イカーの自慢とかけて

女性化粧品ととく

その心は

愛車どう?(アイシャドウ)でしょう